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巣鴨に住む 新米コンサルタントのブログです。

ギターに人生没頭してよかったなと心底思う理由

ギターに彩られた中学時代

僕は中学二年生のときにギターを始めて買ってもらいました。

最初はCコードも押さえられなくて、適当にかきならしながら当時大好きだったBUMP OF CHIKENの天体観測を大声で歌ったりしていました。


BUMP OF CHICKEN『天体観測』

 

なんかギターって持っているだけでワクワクするんですよね。テレビに出たり、いつも聴いてる音楽を作っているアーティストの一員になれたような気がしました。

ギターを弾けるとモテる、みたいな話もありますが、ぜんぜん関係ありませんでしたね笑。

そうやってギターが弾けない毎日を送っていながらも、やっぱり弾けるようになりたいなあと思ったり。割とギターを持ったり、おいたり波がありながらも、Youtubeで「ギターの弾き方 初心者」みたいなのを検索して練習を続けました。

ギターを始めて半年くらい。

出会ってしまったわけです。あの曲に。

Canon rockとの出会い

皆さんCanon rockという曲はご存知ですか?いや、もうほとんどの人が知らないんだと思います。約10年前にJerryCという台湾のアーティストが書き上げたインストゥメンタルの曲です。

要は、歌が無い曲です。いつもは BGM である、ギターが主役の曲なんです。

器楽曲(きがくきょく)とは、器楽のための楽曲である。対義語は声楽曲ポピュラー音楽系では英語instrumental[† 1]」の日本語表記でインスツルメンタル、インストルメンタルインストゥルメンタル、インストゥメンタル、またはこれらを略してインストなどとも言う(対義語はボーカル)。

器楽曲 - Wikipedia


Canon Rock (JerryC) - The Original

 

※これまじで一回聞いてください。かけながら読んでください笑。

 

始めてこんな風に弾いてみたい。誰がなんと言おうと、この曲はかっこいい。絶対にこの曲を弾けるようになったら楽しい。最強だ。ノリノリだ。そう思いました。

どんどん心の奥のほうから泉のように ”ワクワク” とか ”ドキドキ” とか ”好奇心” とか ”憧れ” とか、そういう感情が溢れてきたのを覚えています。

確かに藤くん(バンプ)はかっこよかったけれど、ギターを弾く人としてはJerryCさんに一瞬で一目ぼれしました。

「だってかっこいいんだもん」としか言えないこの感情は、誰にも止められませんでした。

親にも先生にも友達にも認められなかった。

というわけで、本格的にこれを一音一音鳴らしていくところからギターの練習はスタートしました。そう、僕がはじめて覚えた曲はCanon Rockなのです。

この曲、無限に音の数を今感じていらっしゃると思うのですが、一音ずつ場所を確認しながら、本当に一音ずつ覚えていたんです。 

 

どんなレベルからスタートだよwwという感じですが、この曲を弾けるようになるまで1年この曲しか聞かなかったし、弾きませんでした。

 

毎日、学校に行く前の数時間、学校から帰ってから朝の3時までこの曲を弾き続けました。

 

熱意を見込んで、高校進学を機に14万円もするギターを親は買ってくれました。

当時は、ぎんじねこさん、地獄男さん、そしてまったく同い年の炭酸くんなど、さまざまなネットギターリストが活躍していた時代でした。(海外にもM@tt君という尋常じゃない高校生もいました。)

 

しかし、当然も心配するわけです。

「あんたギターばっか弾いてて大丈夫なの!?」

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成績もよくないわけですから。宿題もしてないわけですし。

そりゃ将来心配しますよ。当たり前なんです。頭ではわかってます。

 

先生との進路相談でも「僕はギターで一生食っていく」そんな宣言をしていました。

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「そんな人生甘くないぞ。絶対無理だよ。」

といわれました。知ってるよそんなこと。

 

そういえば、友達ともほとんどギターの話はしませんでしたね。本当に好きなものをいえない、語る相手がいない、のは結構キツかった気がします。

だって当時、世間は音楽といえばGReeeN や AKB や HY や Radwimps の話ばかりでしたから!※はやっていたという意味で。

当然、ギターが主役のピロピロ曲なんて誰も聞いてくれませんでした笑。

 

唯一、三木くんという友達(ドラマー)にはこの話ができました。後は女の子にドヤ顔で弾いてみせるくらいでした。ですが、本当の意味でこの良さをわかってくれる人、そして僕を応援してくれる人はいませんでした。

それでも何で続けられたんだろう?

僕には仲間がいませんでした。

 

心が震えるほど大好きなことが認められませんでした。

 

しかも、結局いまでも他人は認めてくれてないわけです(笑)

※なので、別にこの話って成功体験でもなんでもない。

 

だけど、実は僕の大好きなことの理解者がいました。

 

それは、インターネットを通して世界中にいた仲間。

そして僕自身でした。

 

 

 

よくよく考えてみれば、僕の小学校のクラスは25人くらい。1クラスだけ。

中学校では40人が3クラスの120人。高校では40人が6クラス240人。

 

せいぜい20人~240人が僕のコミュニティでした。

 

大学からすれば、何百分の1という世界です。

今の僕のFacebookの友達の数の5分の1以下。

 

そんなレベルの世界なのです。そんなレベルの常識だったのです。

当然、香川県という場所はみなさんと同じくCanon Rockなんて知らない人ばかり。

 

と、いうことは僕は孤独なわけです。

大好きなことをともに分かち合える人はいませんでした。

 

でも、ひとたびインターネットを開けば、

 


Canon Rock Featuring Joe Satriani and Funtwo

CanonRockを弾いていた素人の韓国人がプロとコラボしたり!

 


MattRach - New Canon Rock Live !!

アメリカではCanonrock大好きな15歳の少年がライブしていたり!

 


Canon Rock by Hidenori

ずっと見ていた動画の人がギター教室を開き始めたり!

みんながCanonRockを愛し、弾きまくり、大活躍していました。

まとめ

今たぶん読んでくださっている人も、いろんな好きなことがあると思うんです。

中学や高校のような狭いコミュニティでは、人に言えないようなことかもしれない。もしかして言ったらいじめられるんじゃないか!?それって仕事にもならないし、親も先生も誰も応援してくれないんじゃないか!?

そんなことが笑。

けど、一歩インターネットや、世界に目を向けてみてください。

絶対にそこに仲間はいます。

そして何より、自分が大好きなものを信じている、そんな自分が絶対に好きになっています。半径20キロの誰が認めてくれなくても、全力で大好きになっていいんですよ。だって世界は約4万77kmもあるんですから笑。

 

そしたらきっと、それで食えなくても、それを途中でやめちゃっても、絶対心の中に残るんですよ。

俺は俺のやりたかったことをやったんだ。できるんだ。

という自信です。根拠はないけれど、その次なにかをチャレンジするときにも絶対に自分のやりたいことは”できる”と思えます。そんなアタリマエのことを、自分が1番知っててくれます。

そんな体験をさせてくれた、たぶんはじめての経験がギターでした。

本当にギターに没頭してよかったなぁと、心底思っています。

 

終わり